北海道 歌 登(旧歌登町)
歌登(うたのぼり)は、北海道宗谷管区の南端に位置し、他の自治体や集落とは異なり、山師、漁師が自然に住み着いた土地ではなく、無人の原野に大農場を設置し、計画的に入地開墾がなされた土地であるそうです。正しく困苦欠乏に耐えながら原始林を切り開き、文明文化に縁のない厳しい環境を、故郷を懐かしく想いながら、新しい故郷を築くべく、土地を耕されたのであると思います。
先達の御苦労で耕された郷土をご紹介し、それを受け継ぐ私たちに何が出来るか、お寺がある意味は何か、何を受け継ぎ、大切にして、どうやって郷土に縁ある子供たちに伝えていけば良いのか、訪ねることが出来ればと思います。